スティーヴン・ウィルソン~オレがこの人を初めて知ったのは彼のバンド:ポーキュパイン・トゥリーの「DEADWING」が国内盤でリリースされて結構な話題になり、先に購入してたumeサンや某音サンに薦められて何気にCDを買ったのが最初で、ソロ作の3rdアルバム「THE RAVEN THAT REFUSED TO SING」の余りの美しさにハマり、現在に至ると。
しかも、3rdアルバムから枚数を重ねる毎に作品の内容も充実し、5thアルバム「TO THE BONE」でいよいよ待望の初ソロ来日公演となった訳だけど、まず会場の六本木EXシアターは以前サンダーのライブで一度訪れていて観やすい会場だなと好感を持ってたのだけど、久々に来てみていきなり場所を間違え逆方向に1kmくらい歩いてしまった(苦笑)。途中で引き返し何とか無事に着いたけど、オレみたいな田舎者が来る様な街ではない事は確かな様だ(笑)。渋谷といい、ホントに苦手なんだよなあ...
後半も個人的に楽しみだった「PERMANATING」もプレイされて盛り上がり、ポキュパの楽曲もアンコールを含め5曲披露され、さすがにたまにアンコールでプレイされるというブラックフィールドの楽曲までは披露されなかったけど、ほぼ彼の集大成的な内容で非常に満足したライブでした。 意外だったのは、多分最後に「THE RAVEN THAT REFUSED TO SING」が来るんだろうな...と思ってたら、ロスタイムだったらしく「SONG OF UNBONE」で終わった事。この曲も美しい曲なんで十分満足なんだけど、前日はプレイしたみたいだしやっぱ聴きたかったな。
Set 1: 1. Nowhere Now 2. Pariah 3. Home Invasion 4. Regret #9 5. Routine 6. Hand Cannot Erase 7. Ancestral 8. Happy Returns 9. Ascendant Here On...
Set 2: 10. The Same Asylum as Before 11. Don't Hate Me (Porcupine Tree) 12. Permanating 13. Song of I 14. Heartattack in a Layby (Porcupine Tree) 15. Vermillioncore 16. Sleep Together (Porcupine Tree)
Encore: 17. Even Less (Porcupine Tree) 18. The Sound of Muzak (Porcupine Tree) 19. Song of Unborn
意外・予想外とことごとくオレの読みを上手く外して、それでいて更に上回る感動を与えてくれるスティーヴン・ウィルソンにはホントに恐れ入りました。ソールドにはならなかったけど、思ってたよりも会場は埋まってたし本人も喜んでくれたみたいだったし、また日本に来てくれる事を願いますよ。もう曲作りとか始まってるみたいで「TO THE BONE」が全体的にポップフィーリングに溢れてた作品だった事を思うと、次作にも期待しない訳にはイカンでしょう!マリリオン同様、次が非常に楽しみなミュージシャンですな。 因みにライブから帰宅後、またウチでブルーレイでアンコール観ましたよ(笑)。
で、2日目スタートとなる訳だけど、そのプロジェクションには何故か東洋っぽい映像が映し出され、イントロには何か懐かしい旋律が...「THE KING OF SUNSET TOWN」。いきなりこの曲!?コレは結構レアなんじゃないかと。勿論テンションが上がらない訳がない!
2曲目には早くも「THE LEAVERS」組曲が披露され、この後の選曲がどーなるのか楽しみにしてたら昨年は演奏されなかった最新作から「LIVING IN FEAR」を皮切りに、これまた珍しい「NO ONE CAN」、フィッシュ期から「SUGER MACE」、そしてここで「EASTER」を持ってきた。エンディングでも全然良い曲なのに、早くもピークに持っていく!?と。
その晴やかな雰囲気から一転、Mr.hが神妙なMCで始めたのは「OUT OF THIS WORLD」。大阪ではプレイされていたので意外性は感じなかったけど、この曲はシリアス過ぎてちょっとクールダウンした様な気が...まあ、こういう楽曲を挟むのも彼等らしいんだけど。
「MAD」から「AFRAID OF SUNLIGHT」の流れは前日と同じだけど、プロジェクションとライティングの効果はかなり強力に感じた。映像とシンクロして目の前でバンドが演奏するだけで雰囲気がガラリと変わるので、今回これに拘ったのは前回のライブで物足りなく感じたのかな?と。 で、本編ラストは「THE SPACE...」。これも随分と聴き応えあったけど、初期のMr.hの声と現在の声はやはり変わってしまったので印象がちょっと違うかな。透明感は失ったけど、その分表現力が増したイメージと言えば分かりやすいかな。
THE KING OF SUNSET TOWN THE LEAVERS : ⅰ WAKE UP IN MUSIC THE LEAVERS : ⅱ THE REMAINERS THE LEAVERS : ⅲ VAPOUR TRAILS IN THE SKY THE LEAVERS : ⅳ THE JUMBLE OF DAYS THE LEAVERS : ⅴ ONE TONIGHT LIVING IN FEAR NO ONE CAN SUGER MACE EASTER OUT OF THIS WORLD MAD AFRAID OF SUNLIGHT THE SPACE...
SPLINTERING HEART QUARTZ THE PARTY WHITE PAPER BEAUTIFUL SEASONS END REAL TEARS FOR SALE THE LEAVERS : ⅰ WAKE UP IN MUSIC THE LEAVERS : ⅱ THE REMAINERS THE LEAVERS : ⅲ VAPOUR TRAILS IN THE SKY THE LEAVERS : ⅳ THE JUMBLE OF DAYS THE LEAVERS : ⅴ ONE TONIGHT OCEAN CLOUD MAD AFRAID OF SUNLIGHT GREAT ESCAPE
-ENCORE- EL DORADO : i LONG-SHADOWED SUN EL DORADO :ⅱ THE GOLD EL DORADO : ⅲ DEMOLISHED LIVES EL DORADO : ⅳ F E A R EL DORADO : ⅴ THE GRANDCHILDREN OF APES
-ENCORE- GARDEN PARTY
といった感じなんだけど、今回もまた初日に「EASTER」はなし。意外なトコではアルバム「HAPPINESS IS THE ROAD」のVol.2に収録されている「REAL TEARS FOR SALE」かな。「QUARTZ」は大阪でもプレイされてたんで意外じゃなかったけど、スタジオ盤で聴くと結構地味な曲なのにライブだと意外とメリハリがあって面白い曲に感じたな。 こうして見ると昨年と被ってる曲が少なく、バンド側がちゃんとセットリストが考えられているんだなと思った。これはファンとしては凄く嬉しい!サンダーもこのくらい斜め上を行った選曲してくれれば文句なかったのに...(苦笑)
SOUNDS THAT CAN'T BE MADE POUR MY LOVE THANKYOU WHOEVER YOU ARE SOMEWHERE ELSE GENIE GO! GAZPACHO KING RUNAWAY ALONE AGAIN IN THE LAP OF LUXURY KAYLEIGH LAVENDER